desk of dusk

It's not dawn.

レンズの話。

あけましておめでとうございます。年始のゴタゴタで全く書くことがないので、レンズの話をしてお茶を濁したいと思います。

今回のはAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDです。今のところ、稼働率ナンバーワンです。だいたい酒のラベルを撮るとかそういうことばっかりやってるから、ちょうどいいです。

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フードがついてるのでわかりにくいですが、先端だけタコの口のように広がっており、ビジュアル的には少し……。f:id:rskud:20180122232332j:plain

右が50mmで左が20mm。さすがに少しは大きいですが、フルサイズ機だとむしろ50mmの方が不安になるほど小さいので、ちょうどいいサイズかもしれません。f:id:rskud:20180122232338j:plain

 

 

かなり寄って撮れます。マクロごっこができます。f:id:rskud:20180122232359j:plain

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レパートリーが少ないので、すぐに寄るか煽るかしてしまう。

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水平がいまいちですが、ちゃんと水平取れればキレイな画も撮れるのでしょう(あまり引きの風景を撮るのに慣れていない)。f:id:rskud:20180122232546j:plain

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軽いこと、持ち歩きやすいこと、手元が写せること、この辺がなかなか便利です。もちろん歪曲もしますが、それよりも最短距離の短さがテーブルフォトなどで役立ちます。馬鹿でかいインド料理店のナンだって撮れちゃう。な、なんだってー!

ありがとうございました。

お後がよろしいようで。

(ナンの画像は諸事情によりありません)

バイクを譲り受けた件

今回は趣向を変えて、手短に。

 

少し前にご縁があって原付バイクを譲り受けました。

スズキのストリートマジックⅡの50ccです。紆余曲折があり、黄色ナンバーとなっています。

最近またホンダのグロムやカワサキのZ125PROといった車種が出て勢いのある大きさに近いです。ただし、これは軽く10年以上前のモデルですが。

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プラ部の色も綺麗ですし、シルエットもコンパクトだけどちょっとイケイケな感じです。

パッと見、顔を除いては年式の割には綺麗なのかなあと思います。顔を除いては。

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顔、前オーナーさんの頑張りで、KSRなんですよね……。

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丸目より好きだし気に入っています。

2ストロークエンジンなので、甲高い独特の音が出ます。それでもNSRとかマニュアル式の2ストローク本格バイクよりは静かだとは思いますが。ベリアルブレイズのチャンバーがついているので、純正だともう少し控えめなのでしょう。

スクーターと同じ操作でいいので運転が楽だし速い。加速するまでけっこう回さなきゃいけないけど、動き出すと飛んでいく、そんな感じです。

昔乗っていたライブディオZXの記憶を引っ張り出して回想していますが、ZXの方が乗りやすかったけどここまで飛んでいく感じはなかったと思います。

 

年甲斐もなく、宛もなく原付で走り回るようになりました。譲り受けてから不具合があり、バイク屋に預けたりしていたので今はまだ遠出はせずにそこそこの範囲を回るだけですが。

 

安全運転で楽しく過ごしたいなと思いました。

国営みちのく杜の湖畔公園に行った件

10/8(日)に、ご縁があり昨年から参加させて頂いている芋煮会兼BBQに今年も参加してきました。

 

その帰りに、三連休ということで何かイベントでも見に行こうかと考えていたものの中の一つである、国営みちのく杜の湖畔公園にて行われるコキアのライトアップイベント「コキアカリ」を見て参りました。コキアはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆるホウキグサです。モコっとした丸っこい草で、実は加工すると「とんぶり」になる植物です。

秋保での芋煮(大変楽しかったです。関係者の皆様方、ありがとうございました)が終わったあと、頼りないナビアプリで山の中を通り川崎町まで向かいました。

早めに着いてしまったのでおよそ十数年ぶりに園内を歩くことにしました。全く狙っていなかったのですが、当日は入園無料の日でした。

やはり国営パワーは偉大です、幼いころに訪れたまま変わらず様々な花が咲き誇っていました。

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池には睡蓮が咲いていました。

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大きな鯉も。

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これなら確かに子供を連れて来たくもなるだろうなぁと大人目線で見ると思います。

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時間を潰したところで、17:30からコキアカリはスタートします。段々畑には既に人だかりができていました。完全に出遅れました。鯉を眺めてジュースなんか飲んでいる場合ではなかったのです。ライトアップ前の様子ですが、建物の前のもやーっとした色は全て人です。

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すぐにカウントダウンが始まり、ライトアップが始まります。が、その頃は全く場所が空かず、途方に暮れていました。有名人が町に来たのに背伸びしても見られない子供のような気持ち。これを味わったのは何年ぶりでしょうか。

でもね、いいんです。どうせまだ明るいから……。

ちなみに、段々畑の下の方は空いていますが、おすすめしません。なぜならば、コキアを上から照らすために逆光になる上に、上ばかり照らされて下から見ても何がどう照らされているのかわからないからです。ぜひ、人が多くても多目的施設がある上の方に居ましょう。

少し時間が経つと暗くなり、人も減りまして多少環境が改善されます。三脚を車に置いてきたのは完全に失策です。ここからはピンぼけや手ブレが散見されます。ご容赦を。

で、これも人なんですよ、ほとんど。お世辞にもアクセスが良いとは言い難い公園の夕方からのイベントにこんなに人が来るのか……。

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川崎町ですから、宮城県内のみならず山形からの来客も多いようですね。むしろ、下手に宮城県内から来るより山形から来たほうが近いんじゃないでしょうか。

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なかなか綺麗ではあるのですが、場所を取りづらいので移動する気が起きず似たようなものばかり撮れました。そもそも、段々畑ひとつで展開するイベントなので場所を変えたところで大差ないとも思いますが。

怒られるかもしれませんが、ドローンなんか飛ばせば面白いかもしれません。

もしかすると、気付かないほうが幸せだったかもしれない感想なのですが、このライトアップの手法、とても良く似たものを何度か目にしたことがあります。

代表的なものだと、昨年とても寒い中電車に乗りながら向かった松島・瑞巌寺の紅葉ライトアップイベントです。色を変えられる照明で植物を明るくし、時折色を変える。これ去年見たやつだ、とちょっと思いました。また、松島のはライトアップされる場所がひとつではなく、細かく何箇所もあるので視点を変えて楽しめるので一点豪華主義のコキアライトアップとは違った楽しみ方になります。

どちらがいいかはお好みの問題ですが、なんとなく雰囲気は伝えられたでしょうか。

 

ちなみに、帰りの渋滞が思いの外ひどく、公園駐車場から出るまでに三十分くらいかかりました。横着して公園に近く出口に遠い場所に停めてしまったからだとは思うのですが。山形道から帰ったのでそこまで混雑はしませんでしたが、下道で仙台市内方面へお帰りの方は車の流れがスムーズになるまでは覚悟しておいたほうが良いと思います。やっとの思いでたどり着いた駐車場出口から、さらに先が見えないほど車が詰まっていてゲンナリして高速道路の誘惑にあっけなく負けました。できれば、ケチらず高速で帰りましょう。必要経費です。

 

最低限ブログのネタはひとつは確保できたので、まあまあ連休らしいことはできたかな、と思いました。お疲れ様でした。

仙台市農業園芸センターに行った件

お盆。それは日本で一番暇な夏。

不信心なので今年のお盆はお墓参りラリー欠場です。

だいじょうぶ、うちのご先祖さまはそのくらいで怒るような人たちじゃない。

元気に生きてりゃたぶんいいんですよ。

それと、死人に口なしとも言いますでしょ奥様。

だんだん、良識がみなぎってきました。

 

今年は晴れが少なく、コメと写真の収穫量が心配されましたが案の定写真は撮れていません。コメは育てていないので穫れていません。

数少ない晴れ間を見計らってノープランで出かけた結果、†田んぼ世界†の果てに仙台市農業園芸センターが現れました。残念ながら一押しらしいトマト狩りはしばらく中止しているとのこと。入園は無料です。

 

以下、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDでの手持ち撮影の練習です。

元は伊達家の養種園だったそうで、所有権の変更や移転を経てここに至ったようです。洋酒園ではありません。

入ると正面に沈床花壇があります。幾何学模様に様々な種類の花が植えてありなかなかきれいです。沈床花壇の周りには歩道、さらに外側にバラの花壇もあり良い風景です。構図が下手。

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あちこちにお花さんが植えられていてあたしハッピー!って感じです。本当は食べられる植物が好きです。

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何故か風車も植えてありました。新しい花です。

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公共施設特有の謎のモニュメントとともに小高い場所もあり、幼稚園や小学校の遠足にはグッドプレイスなのではないでしょうか。池もあり、そちらでは蓮が微妙に咲いていました。何が釣れるのかわかりませんが、釣りをしている人もチラホラ。

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他、ハーブ(合法な、至って普通の草です)類が植えられているゾーンや農業園芸センター自体の歴史を簡略に公開している建物などもあります。その中では様々な味のジェラートも販売しているようです。

季節によっていろいろなイベントもやっているようで、子連れの方もいらっしゃいました。逆に、ひとりでカメラ持ってぶらついてる若者は私だけでした。そういう場所です。

 

以下、練習がてら撮った草花の様子をお楽しみください。

事前知識としては知っていましたが、意外と寄れるようで「被写体がこうスッと来るだろ。そこをグゥーッと構えて腰をガッとする。あとはバァッといってガーンと撮るんだ」という感じです。

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一年中お盆休みでもいいかな、と思いました。

ひまわりを見た件(短編)

おひさ……言うまい。

 

仕事の絡みもあり、ちょっとしたイベントでささやかながらひまわりを見る機会がありました。ちょっと前に休日にわざわざ出張って苗を植えさせられたものなんですけれども。

 

それで咲いた頃に見るということで招集がかかりましたので見てきた次第です。

生憎の雨上がりかつ曇り空でパッとしない感じではありますが、写真の練習がてら撮ったので出してみようと思います。一応夏らしいことをしたんだぞ、という自分に対しての記録です。

レンズは基本的にAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDで手持ち撮影です。マイクロレンズ使うぞ!という機会を作ってこなかったので練習です。

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あまり背景を出すとどこで撮ったかわかってしまうのでアップだけです。ごめんなさい。

県南を散策した件〈刈田岳・御釜、蔵王キツネ村〉

お久しぶりです。

毎回お久しぶりしてます。次からもうお久しぶりしないようにしたいです。

 

今回は三連休、さすがにいつもより一日休みが多いのにその一日までもダラダラするのは勿体無いと思い、ガソリンを満タンにして車に乗り込みました。

 

今回は蔵王の刈田岳から御釜を眺めようと思ったところから始まりました。御釜、別名五色沼です。

かの有名な聖書の創世記にもこう記述があります。

1:3神は「沼あれ」と言われた。すると沼があった。 1:4神はその沼を見て、良しとされた。

私があって沼があったのです(?)。

 

冗談はともあれ、酸性の火口湖があり観光地としてそれなりに知られています。適当につけたペンネームと同じだから見に行こうという安直な考えから出発しました。天気も良く、昼前には麓に付き、つづら折りの山道を駆け抜け、その先には突き抜けるような青空と御釜が……

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ないです。

酷いもんです。山頂のちょっと下は晴れてるんですけどね。

山の天気は変わりやすいという言葉を信じてしばらく待ちましたが雨粒まで降り出す始末。早々に下山しました。

 

せっかくだから何かもう一つと思い、出てきたのが蔵王キツネ村です。最近人気らしいじゃないですか、あの、ほら、アニメの。ということで山道を突っ走って現地へ。

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……なんでか、入り口に巨大なゴリラが。これはとある筋から寄贈されたものだとかいろいろ小ネタはあるそうなんですが、今はいいです。

自己責任の看板と、匂いは近くの牧場の豚のものですという看板、後述しますが手を出すと100%噛まれます看板、とにかく看板が多くて親切です。口頭で言うより効果的だしツアー形式じゃないからそれがいいんでしょうね。

入場券を買う受付でも口頭で車の鍵は落としたらキツネが持っていって隠す、カバンのヒモなどひらひらしたものはすぐ噛まれる、手を出すと噛まれる、など思いの外ビシビシと豪速球のストレートを投げてくるのでサバンナに案内されたような気分で戦々恐々としながら入場。

 

 

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わらわら居ました。通路に寝そべるキツネもやたら居て危うく踏むかと思いました。

キツネゾーンの前にはワンクッションあるのですが、なぜかヤギが柵なしで紐で繋がれているだけ。自由だ。

他にもウサギやらカラスやら何やらキツネ以外にもちょこちょこ居ました。関係性がわからない。気にしては負けです。

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暑さのせいもあってか多くのキツネが緊張感なくグッタリ。羨ましい。

木の棚や石など様々な設置物がありいろいろな姿が見られます。寝てますけど。

 

中にはエサやり場として櫓のようなスペースがあり、その周りには多くのキツネが今か今かと空から降って来るエサを待っています。一袋百円とのことで細やかながらも定期的な収入のある社会人の余裕を見せつけるべく悠々と一袋購入。上から顔を出すだけで鳴き声を発しながら見上げてきます。

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私が来たときには来客の多くがこのスペースに来てエサをやり始め、戦国時代が始まっていたので、あえて遠くにいる戦えなさそうな狐や諦めているような狐に投げることにしました。ちゃんとノーバウンドでキャッチできるやつもいれば、すぐ近くに落ちたのに見つけられず、横から来た別の狐に持っていかれる鈍くさい狐もいて人生を感じました。こんなところでまで社会の縮図を見たくねえ。

煤けた背中が哀愁を漂わせる。

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なかなか満足度の高い施設でした。

前述の看板にしても、ビシバシ厳しいものから適切に解説をしたものまで様々で、目を通してもらうのが良いかと。

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それなりに遠くはありましたが、むしろちょうどいいですね。時間帯やプランによっては遠刈田温泉でもいいですし、キツネ村からであれば鎌先温泉が近いです。最新の旅館ではないですし軒数も五軒と多くはないですが、情緒ある温泉街です。泉質でいえばこちらのほうが私は好きでした。

 

そんなこんなで久々に休日然とした休日を過ごすことができました。皆様も一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

 

おまけ。

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カメラバッグ購入の件 〈The 3rd Eye Chakra〉

あけましておめでとうございます。

いろいろな変化がありながらも、記事にする体力と気力を確保できておりませんでした。

そんな今更どうしようもない話については追々、気が向けば面白いところだけします。

 

表題の通り、カメラバッグを買いました。

 

今まではナショナルジオグラフィックのオーストラリアの3wayバッグでしたが、緩衝材がしっかり入りすぎて思いの外モノが入らないのが気になっていました。メッセンジャーバッグタイプもあると便利かなと思い、少し思い切って購入しました。

 

The 3rd Eye ChakraというブランドのThe Field Bag#001 ショルダーバッグというものです。このブランドはまだ出来て日が浅くこの商品しかありませんが、なかなか評価が高いようで気になっていました。色々とブランド設立のあれこれやこだわりについてはウェブサイトをご覧ください。

t3ec.net

 

レビュー記事はいくつかありますが、もう少し私が買う前に知りたかったと思うところにフォーカスして書いてみたいと思います。

 

私はグリーンのSサイズを購入しました。Mサイズが品切れ中だったので。ただ、今にして思えば必要にして十分です。イメージ的にはサイクリスト御用達のメッセンジャーバッグであるティンバックやクロームの大きめサイズくらいあります。今まで使っていたナショナルジオグラフィックのオーストラリアの3wayより下手をすると大きいかもしれません。ただ、緩衝材が少ない分、ものはたくさん入ります。

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バックルというか、Dカンを通したベルトを引っ張って口を縛る形式です。ちょっと癖のある方式ですが慣れればそれほど苦でもありません。ファスナーも便利ですが内張りを噛んだり急にモノが増えると入らないことがあり、新鮮な便利さがあります。ただ、下の画像のように開くとさらに縦にデカくなります。慣れないと肩がけのまま取り出すのは難しいかも?

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メッセンジャーバッグ風、肩がけ、緊急用にバックパックタイプにもなります。ただ、これに関しては緊急用ベルトは幅が狭いため普段使いは想定していないように思います。

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中身は下の画像のような感じです。ラバーコートナイロンとは書いてありますが、よくある塩ビ的な加水分解が起きるような布地には今のところ見えません。割にカサカサした生地です。奥行きはかなりあり、パーテーションも上限目一杯ではないので自由度があります。上着のようなかさばるけど柔らかいものなら押し込めるでしょう。ただ、底は一応衝撃吸収材が入っていますが、手応え的には薄くてワイシャツの襟のところのアレ(名前わかりません)を思い出します。後述する付属のブランケットを敷けばいい感じになるような気もしますが。

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分かりにくいですが内張りです。模様も入っていてかわいいですし、よくあるヌルヌルしたり剥がれてくるようなナイロン?塩ビ?の生地とは違います。

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表の生地です。丈夫な生地を使っているそうですが、色味や手触りは悪くないです。安っぽさはあまり感じません。真鍮のタグがかわいいですね。

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生産国のネパールでは良い包装資材が手に入らないそうで、ブランケットでくるんでくれます。1枚のブランケットを袋状に2辺を糸で仮留めして、枕カバーのような形にしてカメラバッグを入れてあります。風合いも良く、いい感じです。これをレンズの下に畳んで敷きました。

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手書きのメッセージカードが封入されています。紙はマーメイドの白系だと思います。

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最初は思ったより大きいこと、口を開けると縦に長いこと、変わった開け方であることなど予想外の部分もありましたが、ポケットや中の仕切りなど使っていくと便利です。私は気に入りました。

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最後に、デフォルトでは肩掛けストラップが左肩にかけるようになっていました。私は今まで右かけだったので入れ替えようと思いましたがベルトが固く、戻すのにもちょっと苦労しましたが、左肩にかけて使っているうちに慣れました。むしろ、カメラを構えるにあたっては左かけの方がいいような気もしています。念のため、注意点です。

 

たまには道具の紹介というのもしてみようかな、という気まぐれ企画です。まだ、あまりネット上にレビューが転がっていなかったので参考にして頂ければ幸いです。

 

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2019/05/01追記

 実際に使用していての感想ですが、いいところは上に十分書いたので、今ひとつな点にも触れておきたい。4点ほど。

①置いたときに直立せずにコロンと転がりやすいのでその点すこし今ひとつに感じられました。床置きして取り出したいときもありますし。

②肩ベルトをもう少し伸ばして使用したかったけれども、こちらもあまり伸びしろがないので肩がけしてきつい場合があります。厚着した日などは困りました。

③肩がけの宿命とも思えるのですが、ひとつの肩に荷重がかかるため、重い。不思議なことにハクバとかマンフロット、f64で出しているザ・カメラバッグみたいた肩がけの四角いバッグのほうが肩への負担は少ないです。このバッグもパッドはそれなりに入っているように感じますし、バッグ自体も極端に重いわけではないと思うのですが。

④取扱店舗が少なく、実物を見て買うのが難しい。もしかするともっと大きい・小さいサイズが良かったと思うかも知れない。上記の点も実物が見れればもう少し考えたかも知れないですし。

 

このバッグは思ったよりかさばるので現在は荷物が少ない場合はnikonのトートバッグを、荷物が多いときはEnduranceのバックパックを、と使い分けが進んでおり、実は使用機会が減少しています。ただ、このバッグにはトラベル三脚が入りますが、他のふたつは微妙に入らないので、もしかするとまた何か考えることになるかもしれません。

 

良い点だけでなく、今ひとつだと感じた点も知ってもらいたい。