青葉祭前の市内探索
今回は青葉区方面です。地域名としては一番町、花壇、川内、定禅寺通、小田原あたりでしょうか。花壇に向かう途中で雀踊りの一番踊りが聞こえてきて、会社の上司が出ているような話を思い出して向かいました。その後、予定通り花壇近辺を散策し、広瀬川沿いに移動。橋を渡り川内追廻や仙台市博物館の周りを見る。折り返して北上、定禅寺通を東へ向かう。錦町方面を散策して宮町を経由して小田原、という流れでした。移動方法は自転車です。
雀踊りは残念ながら上司は見つかりませんでしたが、混雑するからとあまり見に行くことのなかった青葉祭の一端に触れることができました。山鉾も飾ってあり、祭を感じさせます。
地元に住んでいると、近いしいつでも行けるし混むのは嫌だと思って行かないイベントや場所ってありませんか?私はそういうものが多かったです。今回の雀踊りなども足早に混雑を抜けたりしてあまり見る機会がありませんでした。大人から子供まで、躍動感溢れる踊りとテンポのいい音がなかなか見ていて清々しいものでした。動きのあるものを構図を考えて綺麗に撮れるほどカメラは使い込んでいない(買って一週間経っていない)ので写真はありませんが、楽しめました。
雀踊りを見た後は北目の通を行き、花壇へ下ります。予定なく進入したため、自動車学校の横を通り抜けて川内追廻の対岸へ。古めのアパートとテラス付きのオシャレな邸宅が入り混じり、独特の雰囲気がありました。
広瀬川も川だけを見るために下に降りることもあまりなかったので新鮮でした。様々な歌や作品に使われるだけあって大きいです。地図だけではわからなかったスケールを感じました。
その後、橋を渡りDEEP案内にも掲載されていた川内追廻地区へ。こちらは何度か興味本位で足を運んでおりましたが、来るたびに草は生え、家は減っています。三軒ほど残っていましたが、住んでいるかは定かでないです。所々に残る町の残骸が哀愁を感じさせます。大型連休のためか、一部を仙台市博物館の臨時駐車場にしていました。
お腹が空いたので折り返して西公園の中の源吾茶屋で餅を食べました。コンビニでいいやと思っておりましたが、せっかくなので雰囲気のいい茶屋に入りました。
私はあまりごま餅が好きではなかったため、三種類選べるメニューにし、あんこ、ずんだ、ごまとしました。結果的にお店のオススメであるごまが美味しく感じたので、次からはごまオンリーで行きたいと思いました。風味は濃いのですが、ごまのたれにしてはしつこい感じもなく、食べやすかったです。店内もオシャレでした。サインもたくさんありました。
英気を養ったところで、北上して定禅寺通に曲がりました。昔、校外学習で見たきりのメディアテークなどを通過し、並木を見ながら伊達門へ。テレビで見たことのあった青葉祭のイメージ通りです。
その後、錦町方面へ抜けて宮町や小田原界隈を散策しました。縁があったのも15年以上前ですから、ささやかながら雰囲気が変わっていたり、単純に目線の変化から狭く感じたり道のせまさを危なく感じたりと面白いものでした。当時の知り合いなどは就職やら何やらでもうほとんど住んでいないようですが。
写真を撮っていないところ、撮ったのに人の顔を隠すのが面倒などいくつか理由があり、写真があったり無かったりの構成で些か自分に不満ですが、行った場所や内容に充実感はありました。行っていないところ、思い出していないところ、多々あります。徐々に思い出しながら散策して楽しんでいきたいとは思いました。