レンズの話。②
引き続きレンズの話をしようと思います。今回はマイクロレンズです。
その名も AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 。
インターネットを見ていると、60mmマイクロの方が圧倒的に人気のようですね。確かに、重い、デカイ、高いです。フードも大きいし、私は好きなんですけどね、見た目。右が例によって50mm f1.8です。
フードをつけるともっと大きい。
胴が太いだけで口径はそんなにでもないです。
ひねくれ者で無駄にスペックに燃えてしまう人間なので、VR(手ぶれ補正)もついてナノクリスタルコートもついてスペックモリモリじゃんと聞いて勝手にアツくなってしまいました。熱盛!
あまり撮るものがなくて(虫が苦手、寒い時期は外に出るのが嫌など、惰弱すぎる理由から)部屋の中でペン先を撮ってみたりバーボンのキャップを撮ったりしていました。もっとちゃんと使いたい……。
車の霜を撮ろうと試行錯誤したりもしました。でも、仕事前に撮るのは無理があった(遅刻ギリギリで嫌な顔をされました)。
あまりのピントの薄さ、被写体と自分双方のブレやすさに驚き戸惑いました。やっぱり人間性がブレているから写真もブレるんですね、勉強になります。
口径食って言うそうですね、玉ボケがレモン風に変わっています。
マイクロ意外が駄目かというとそうではなく、早く動くものでなければむしろ悪くないと思います。60mmに比べたら散歩スナップの取り回しは悪いと思うし、何よりバズーカ感がご近所から盗撮の人に見られかねない迫力がありますが。
せっかくなのでもう少し使っていきたいレンズです。
引きこもり体質なおかつ今年は特に寒いこと、会社が黒いことからあまり出かけられていないですが、このレンズをもっと使っていきたい、というのが今年のひとつの目標だったりします。