desk of dusk

It's not dawn.

ひまわりを見た件(短編)

おひさ……言うまい。

 

仕事の絡みもあり、ちょっとしたイベントでささやかながらひまわりを見る機会がありました。ちょっと前に休日にわざわざ出張って苗を植えさせられたものなんですけれども。

 

それで咲いた頃に見るということで招集がかかりましたので見てきた次第です。

生憎の雨上がりかつ曇り空でパッとしない感じではありますが、写真の練習がてら撮ったので出してみようと思います。一応夏らしいことをしたんだぞ、という自分に対しての記録です。

レンズは基本的にAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDで手持ち撮影です。マイクロレンズ使うぞ!という機会を作ってこなかったので練習です。

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あまり背景を出すとどこで撮ったかわかってしまうのでアップだけです。ごめんなさい。

県南を散策した件〈刈田岳・御釜、蔵王キツネ村〉

お久しぶりです。

毎回お久しぶりしてます。次からもうお久しぶりしないようにしたいです。

 

今回は三連休、さすがにいつもより一日休みが多いのにその一日までもダラダラするのは勿体無いと思い、ガソリンを満タンにして車に乗り込みました。

 

今回は蔵王の刈田岳から御釜を眺めようと思ったところから始まりました。御釜、別名五色沼です。

かの有名な聖書の創世記にもこう記述があります。

1:3神は「沼あれ」と言われた。すると沼があった。 1:4神はその沼を見て、良しとされた。

私があって沼があったのです(?)。

 

冗談はともあれ、酸性の火口湖があり観光地としてそれなりに知られています。適当につけたペンネームと同じだから見に行こうという安直な考えから出発しました。天気も良く、昼前には麓に付き、つづら折りの山道を駆け抜け、その先には突き抜けるような青空と御釜が……

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ないです。

酷いもんです。山頂のちょっと下は晴れてるんですけどね。

山の天気は変わりやすいという言葉を信じてしばらく待ちましたが雨粒まで降り出す始末。早々に下山しました。

 

せっかくだから何かもう一つと思い、出てきたのが蔵王キツネ村です。最近人気らしいじゃないですか、あの、ほら、アニメの。ということで山道を突っ走って現地へ。

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……なんでか、入り口に巨大なゴリラが。これはとある筋から寄贈されたものだとかいろいろ小ネタはあるそうなんですが、今はいいです。

自己責任の看板と、匂いは近くの牧場の豚のものですという看板、後述しますが手を出すと100%噛まれます看板、とにかく看板が多くて親切です。口頭で言うより効果的だしツアー形式じゃないからそれがいいんでしょうね。

入場券を買う受付でも口頭で車の鍵は落としたらキツネが持っていって隠す、カバンのヒモなどひらひらしたものはすぐ噛まれる、手を出すと噛まれる、など思いの外ビシビシと豪速球のストレートを投げてくるのでサバンナに案内されたような気分で戦々恐々としながら入場。

 

 

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わらわら居ました。通路に寝そべるキツネもやたら居て危うく踏むかと思いました。

キツネゾーンの前にはワンクッションあるのですが、なぜかヤギが柵なしで紐で繋がれているだけ。自由だ。

他にもウサギやらカラスやら何やらキツネ以外にもちょこちょこ居ました。関係性がわからない。気にしては負けです。

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暑さのせいもあってか多くのキツネが緊張感なくグッタリ。羨ましい。

木の棚や石など様々な設置物がありいろいろな姿が見られます。寝てますけど。

 

中にはエサやり場として櫓のようなスペースがあり、その周りには多くのキツネが今か今かと空から降って来るエサを待っています。一袋百円とのことで細やかながらも定期的な収入のある社会人の余裕を見せつけるべく悠々と一袋購入。上から顔を出すだけで鳴き声を発しながら見上げてきます。

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私が来たときには来客の多くがこのスペースに来てエサをやり始め、戦国時代が始まっていたので、あえて遠くにいる戦えなさそうな狐や諦めているような狐に投げることにしました。ちゃんとノーバウンドでキャッチできるやつもいれば、すぐ近くに落ちたのに見つけられず、横から来た別の狐に持っていかれる鈍くさい狐もいて人生を感じました。こんなところでまで社会の縮図を見たくねえ。

煤けた背中が哀愁を漂わせる。

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なかなか満足度の高い施設でした。

前述の看板にしても、ビシバシ厳しいものから適切に解説をしたものまで様々で、目を通してもらうのが良いかと。

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それなりに遠くはありましたが、むしろちょうどいいですね。時間帯やプランによっては遠刈田温泉でもいいですし、キツネ村からであれば鎌先温泉が近いです。最新の旅館ではないですし軒数も五軒と多くはないですが、情緒ある温泉街です。泉質でいえばこちらのほうが私は好きでした。

 

そんなこんなで久々に休日然とした休日を過ごすことができました。皆様も一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

 

おまけ。

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カメラバッグ購入の件 〈The 3rd Eye Chakra〉

あけましておめでとうございます。

いろいろな変化がありながらも、記事にする体力と気力を確保できておりませんでした。

そんな今更どうしようもない話については追々、気が向けば面白いところだけします。

 

表題の通り、カメラバッグを買いました。

 

今まではナショナルジオグラフィックのオーストラリアの3wayバッグでしたが、緩衝材がしっかり入りすぎて思いの外モノが入らないのが気になっていました。メッセンジャーバッグタイプもあると便利かなと思い、少し思い切って購入しました。

 

The 3rd Eye ChakraというブランドのThe Field Bag#001 ショルダーバッグというものです。このブランドはまだ出来て日が浅くこの商品しかありませんが、なかなか評価が高いようで気になっていました。色々とブランド設立のあれこれやこだわりについてはウェブサイトをご覧ください。

t3ec.net

 

レビュー記事はいくつかありますが、もう少し私が買う前に知りたかったと思うところにフォーカスして書いてみたいと思います。

 

私はグリーンのSサイズを購入しました。Mサイズが品切れ中だったので。ただ、今にして思えば必要にして十分です。イメージ的にはサイクリスト御用達のメッセンジャーバッグであるティンバックやクロームの大きめサイズくらいあります。今まで使っていたナショナルジオグラフィックのオーストラリアの3wayより下手をすると大きいかもしれません。ただ、緩衝材が少ない分、ものはたくさん入ります。

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バックルというか、Dカンを通したベルトを引っ張って口を縛る形式です。ちょっと癖のある方式ですが慣れればそれほど苦でもありません。ファスナーも便利ですが内張りを噛んだり急にモノが増えると入らないことがあり、新鮮な便利さがあります。ただ、下の画像のように開くとさらに縦にデカくなります。慣れないと肩がけのまま取り出すのは難しいかも?

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メッセンジャーバッグ風、肩がけ、緊急用にバックパックタイプにもなります。ただ、これに関しては緊急用ベルトは幅が狭いため普段使いは想定していないように思います。

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中身は下の画像のような感じです。ラバーコートナイロンとは書いてありますが、よくある塩ビ的な加水分解が起きるような布地には今のところ見えません。割にカサカサした生地です。奥行きはかなりあり、パーテーションも上限目一杯ではないので自由度があります。上着のようなかさばるけど柔らかいものなら押し込めるでしょう。ただ、底は一応衝撃吸収材が入っていますが、手応え的には薄くてワイシャツの襟のところのアレ(名前わかりません)を思い出します。後述する付属のブランケットを敷けばいい感じになるような気もしますが。

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分かりにくいですが内張りです。模様も入っていてかわいいですし、よくあるヌルヌルしたり剥がれてくるようなナイロン?塩ビ?の生地とは違います。

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表の生地です。丈夫な生地を使っているそうですが、色味や手触りは悪くないです。安っぽさはあまり感じません。真鍮のタグがかわいいですね。

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生産国のネパールでは良い包装資材が手に入らないそうで、ブランケットでくるんでくれます。1枚のブランケットを袋状に2辺を糸で仮留めして、枕カバーのような形にしてカメラバッグを入れてあります。風合いも良く、いい感じです。これをレンズの下に畳んで敷きました。

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手書きのメッセージカードが封入されています。紙はマーメイドの白系だと思います。

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最初は思ったより大きいこと、口を開けると縦に長いこと、変わった開け方であることなど予想外の部分もありましたが、ポケットや中の仕切りなど使っていくと便利です。私は気に入りました。

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最後に、デフォルトでは肩掛けストラップが左肩にかけるようになっていました。私は今まで右かけだったので入れ替えようと思いましたがベルトが固く、戻すのにもちょっと苦労しましたが、左肩にかけて使っているうちに慣れました。むしろ、カメラを構えるにあたっては左かけの方がいいような気もしています。念のため、注意点です。

 

たまには道具の紹介というのもしてみようかな、という気まぐれ企画です。まだ、あまりネット上にレビューが転がっていなかったので参考にして頂ければ幸いです。

 

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2019/05/01追記

 実際に使用していての感想ですが、いいところは上に十分書いたので、今ひとつな点にも触れておきたい。4点ほど。

①置いたときに直立せずにコロンと転がりやすいのでその点すこし今ひとつに感じられました。床置きして取り出したいときもありますし。

②肩ベルトをもう少し伸ばして使用したかったけれども、こちらもあまり伸びしろがないので肩がけしてきつい場合があります。厚着した日などは困りました。

③肩がけの宿命とも思えるのですが、ひとつの肩に荷重がかかるため、重い。不思議なことにハクバとかマンフロット、f64で出しているザ・カメラバッグみたいた肩がけの四角いバッグのほうが肩への負担は少ないです。このバッグもパッドはそれなりに入っているように感じますし、バッグ自体も極端に重いわけではないと思うのですが。

④取扱店舗が少なく、実物を見て買うのが難しい。もしかするともっと大きい・小さいサイズが良かったと思うかも知れない。上記の点も実物が見れればもう少し考えたかも知れないですし。

 

このバッグは思ったよりかさばるので現在は荷物が少ない場合はnikonのトートバッグを、荷物が多いときはEnduranceのバックパックを、と使い分けが進んでおり、実は使用機会が減少しています。ただ、このバッグにはトラベル三脚が入りますが、他のふたつは微妙に入らないので、もしかするとまた何か考えることになるかもしれません。

 

良い点だけでなく、今ひとつだと感じた点も知ってもらいたい。

志波彦神社・鹽竈神社に行った件

 お久しぶりでございます。お世話様でございます。またまた随分日が空いてしまいました。ネタはちょっとずつ作ってあったのですが、パソコンの調子や自分の調子がよくなく、更新しておりませんでした。

 

 さて、だいぶ前になってしまうのですが、鹽竈神社志波彦神社に行って参りました。一宮という社格の高いとされている神社、行ってみようじゃないかということで向かいました。本当は鹽竈桜の咲く時期に行くと写真としてはいいものが撮れたのかもしれませんが、いつもどおり急に思いついて向かいましたので今回はなしです。ちなみに鹽竈桜は普通の花見シーズンより若干遅かったような気がしました。どうなんでしょうね。


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駐車場は少し山を登ったところにありました。ただ、下からの参道もありますのでそちらもぜひ。先に志波彦神社ですね。名称的には志波彦神社のほうが先に挙げられるようなイメージがあるのですが、社殿の大きさや祀っている神としては鹽竈神社のほうが上のようですね。細かく確認したわけではないので、パンフレットなどからの想像ですが。訪問してからかなり経ってから書いているので写真以外の中身がスカスカのブログです。社殿と門の順序です。人が居たりして写すのもよくないと思って別々に撮ってます。

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失礼ですが、意外とこぢんまりとしています。ただ、燈籠や狛犬はやはり立派だと思います。綺麗ですし。DSC_0599

 

こちらは門です。朱色はもちろんですが、意外と水色や白系の塗りが綺麗でした。

 

こちらは鹽竈神社です。二枚目の写真手前と右側から参道が伸びています。手前のほうが表参道になっており、200段ほどの階段がありました。一段一段はそこまで狭くないのでトレーニングに登り降りしておられる中高年の方もいらっしゃいました。

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門をくぐると正面に右宮・左宮の拝殿、その右側に別宮の拝殿があります。右宮には経津主神、左宮には武甕槌命、別宮には鹽土老翁神が祀られています。とても綺麗です。

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やや場外編ですが、鹽竈神社博物館というものが敷地内にあり、せっかくなので入りました。夕方に行ったせいで若干閉館時間が近づいていましたが入れました。中には神輿や刀剣、鎧、文献などが展示されています。二階には塩の製法や歴史、近くの海で穫れる魚の説明もありました。博物館兼郷土資料館という感じです。DSC_0649

さらに上には展望台というか屋上が開放されており、塩釜の海から山を一望できます。せっかくカメラがあるんだからということで登ってみました。神社側もパンフレットに近い画で収められます。

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海側も綺麗です。海が見える割には海風がつらいというほどでもなく、意外と距離はあるのかもしれません。

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神社の敷地内には休憩所的なお店もあり、くつろいでいる方もいらっしゃいました。お団子や駄菓子的なものが売られており、いい雰囲気でした。お腹いっぱいだったので食べませんでしたが。

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仙台市内からでしたら距離的にはともかく道順としては難しくはないところですので、ドライブがてらというのは十分に可能だと思います。ついでにマリンゲート塩釜やその横の復興市場あたりで晩ごはんに魚介類を買ったり食べていくのもありだと思います。ちなみに私はよくサザエを買います。日本酒と一緒にぐいっと、いいですよね。脱線しましたが塩釜界隈もきっとよく調べると面白いんじゃないかなと思いました。

今回の御朱印です。御朱印帳はオリジナルなのかなと思いましたが、どうやらそうではないご様子。気持ち、一回り小さいです。ただ、豪気にも二社分の御朱印をいただけました。

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本当は知識なども絡めて書けたらいいんでしょうけれども、書くだけでも時間がかかる上に浅薄な知識で嘘を書いてもしかたがないので今後も「カメラ持って観光に来た人」的なスタンスで書いていきたいと思います。気楽に書いているので、気楽に読んでいただければと思います。ではまた。

青葉まつり2016 後編

 青葉まつりは15日の本まつりにも参加しました。こちらは鉄砲隊のイベントと時代絵巻巡行を見たかったので行きました。

 火縄銃のイベントは14日のすずめ踊りとは違って場所が動かないこともあってか場所取りで殺伐とした雰囲気が若干ありました。ただ、始まってみると音に迫力があり、衣装や所作、掛け声、前口上なども堂に入ったもので厳かな儀式といった趣がありました。人を殺傷し得る道具の披露というデリケートな側面があるがゆえに、各鉄砲隊にもそれぞれスタンスがあるようです。儀式や儀礼的な部分を伝承したい方々、人を殺傷し得る砲術という側面を伝承したいなど。途中で運営の方や沿道の観客が規制線を超えてしまい、何度も注意のアナウンスがありました。その際に鉄砲隊の方が述べられていた注意にもスタンスが現れておりました。片倉鉄砲隊の方だったと思うのですが、内容は失念してしまいました。

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 カメラを買ってよかったとちょっと思いました。十全にカメラを使い切れていない感じもあり、来年も行ってみようかと思っています。恥ずかしい話、何枚か撮るまで高速連続撮影機能を忘れていましたからね……。

 

 この後は交通規制はそのままに時代絵巻巡行と山鉾、すずめ踊りの踊り流しです。時代絵巻巡行では様々な衣装を来た方が練り歩いていました。中にはサービス精神あふれ、甲冑姿でポーズまでしてくれる方もいらっしゃいました。コスプレかな?

伊達家の現ご当主も参加なさっておりました。

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中には市長が乗っている山鉾もありました。DSC_0462

地元の名士的な企業も参加しておりました。DSC_0454

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 今までお祭りというものに対してどこでこんな考え方になったのかは知りませんが「人が多くて出店は高くて似たり寄ったり。わざわざ行くなんて疲れるだけ」みたいな態度でした。今回、やる気も何故かありましたが縁もあって行くこととなり、非日常感や充実感も味わえたのは自分の狭い思い込みにとっていい影響があったように思います。まだまだ自分の中で未発見だったことというのはたくさんあるのだと感じましたし、いろいろなことを体験していきたいと思えてきました。大型連休は特に楽しくもなかったので、久々に楽しい週末となりました。


青葉まつり2016 前編

 5月の15日、16日と青葉まつりに行って参りました。一高・二高定期戦とどちらにしようか迷いましたが、お誘いもあって青葉まつりにしました。ちなみに、定期戦は残念ながら応援していた方は負けたようです。ともあれ、青葉まつり青葉まつりで楽しめたので良かったです。練習がてら持ち出して撮った写真とともに振り返ります。先に言い訳をしておくと、プライバシーですとか肖像権的な問題から個人を特定しにくいような写真を撮ろうと心がけた結果、似たり寄ったりな写真ばかりであまり種類がありません。そのあたりは来年以降にご期待ください。あと、今回は試験的にFlickrに上げた画像を引っ張ってみました。

 

 初日はお昼すぎに向かいました。地下鉄勾当台公園駅で降りて散策、なんとなく元鍛冶丁公園にたどりつきました。ステージで子どもたちのすずめ踊りのイベントが行われておりました。あんな若い(幼い)頃が自分にもあったのだろうかと黄昏れているうちに写真を撮る間もなく終わりました。

 

 その後、トイレを探したり食べ物を探したりとウロウロして定禅寺通りにいたところ、ちょうど交通規制が始まって流し踊りなどが始まりました。偶然道路そばに突っ立っていたのでそのまま陣取ってすずめ踊りを鑑賞しました。思っていた以上に迫力がありました。お囃子の音、掛け声、踊りの動き、扇子や衣装、様々な感覚に訴えかけてくるものがありました。同じようなものなのだろうと思っていた振り付けも個性があり、見ていて飽きませんでした。

 仙台のお祭りというと仙台七夕が有名ですが、七夕とは違って動きの多い祭りらしい祭りを久々に体感しました(七夕を悪いと言いたいわけではありません。念のため)。なんとなく見入ってしまい、踊り流しから山鉾巡行、総踊りまで結局見てしまいました。立ったりしゃがんだりと何時間も外にいて寒いだとか疲れた部分もありましたが、見ているだけでも充実感はけっこうありました。

 

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 すずめ踊りのマスコットキャラクター、すずのすけも歩いていました。DSC_0257

 山鉾も引かれていました。

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 伊達武将隊の方々もいろいろと参加なさっておりました。

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締め後の伊達門も立派なものでした。DSC_0328

 以前にもブログに書いたことがあるような気がしますが、「近いからこそいつでも行けると思って行かない地域のイベントや場所」ってありませんか?青葉まつりも「いつも混んでいそうだしなあ……。来年でもいいか……。」と思っていたイベントでした。私の場合は買ったばかりのカメラを使ってみたいという理由もありましたが、結果的に行って良かったと思います。他にも「どうせいつでも行ける」と思って行ったことのないところに一度は行ってみるというのも面白いかもしれません。


青葉祭前の市内探索


 人によっては大型連休の〆にあたる土日は市内を探索して過ごしました。カメラを理由に昔から気になっていた場所や、かつて縁のあった場所などを歩き回りました。自転車や車があるだけではなんとなく通過して終わりだったのですが、カメラを持って写真に収めてみようかという意識があると、多少なりとも立ち止まって観察します。前に漠然と通り掛かった時よりはいろいろなものが見えました。

 今回は青葉区方面です。地域名としては一番町、花壇、川内、定禅寺通、小田原あたりでしょうか。花壇に向かう途中で雀踊りの一番踊りが聞こえてきて、会社の上司が出ているような話を思い出して向かいました。その後、予定通り花壇近辺を散策し、広瀬川沿いに移動。橋を渡り川内追廻や仙台市博物館の周りを見る。折り返して北上、定禅寺通を東へ向かう。錦町方面を散策して宮町を経由して小田原、という流れでした。移動方法は自転車です。

 雀踊りは残念ながら上司は見つかりませんでしたが、混雑するからとあまり見に行くことのなかった青葉祭の一端に触れることができました。山鉾も飾ってあり、祭を感じさせます。
 地元に住んでいると、近いしいつでも行けるし混むのは嫌だと思って行かないイベントや場所ってありませんか?私はそういうものが多かったです。今回の雀踊りなども足早に混雑を抜けたりしてあまり見る機会がありませんでした。大人から子供まで、躍動感溢れる踊りとテンポのいい音がなかなか見ていて清々しいものでした。動きのあるものを構図を考えて綺麗に撮れるほどカメラは使い込んでいない(買って一週間経っていない)ので写真はありませんが、楽しめました。

 雀踊りを見た後は北目の通を行き、花壇へ下ります。予定なく進入したため、自動車学校の横を通り抜けて川内追廻の対岸へ。古めのアパートとテラス付きのオシャレな邸宅が入り混じり、独特の雰囲気がありました。

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 広瀬川も川だけを見るために下に降りることもあまりなかったので新鮮でした。様々な歌や作品に使われるだけあって大きいです。地図だけではわからなかったスケールを感じました。
 その後、橋を渡りDEEP案内にも掲載されていた川内追廻地区へ。こちらは何度か興味本位で足を運んでおりましたが、来るたびに草は生え、家は減っています。三軒ほど残っていましたが、住んでいるかは定かでないです。所々に残る町の残骸が哀愁を感じさせます。大型連休のためか、一部を仙台市博物館の臨時駐車場にしていました。

 仙台市博物館のそばの五色沼を見ました。ハンドルネームと偶然同じなのでせっかくだからと寄りました。フィギュアスケート発祥地とされているそうです。普通の池といった感じではありましたが。

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 お腹が空いたので折り返して西公園の中の源吾茶屋で餅を食べました。コンビニでいいやと思っておりましたが、せっかくなので雰囲気のいい茶屋に入りました。
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私はあまりごま餅が好きではなかったため、三種類選べるメニューにし、あんこ、ずんだ、ごまとしました。結果的にお店のオススメであるごまが美味しく感じたので、次からはごまオンリーで行きたいと思いました。風味は濃いのですが、ごまのたれにしてはしつこい感じもなく、食べやすかったです。店内もオシャレでした。サインもたくさんありました。

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 英気を養ったところで、北上して定禅寺通に曲がりました。昔、校外学習で見たきりのメディアテークなどを通過し、並木を見ながら伊達門へ。テレビで見たことのあった青葉祭のイメージ通りです。

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 その後、錦町方面へ抜けて宮町や小田原界隈を散策しました。縁があったのも15年以上前ですから、ささやかながら雰囲気が変わっていたり、単純に目線の変化から狭く感じたり道のせまさを危なく感じたりと面白いものでした。当時の知り合いなどは就職やら何やらでもうほとんど住んでいないようですが。

 写真を撮っていないところ、撮ったのに人の顔を隠すのが面倒などいくつか理由があり、写真があったり無かったりの構成で些か自分に不満ですが、行った場所や内容に充実感はありました。行っていないところ、思い出していないところ、多々あります。徐々に思い出しながら散策して楽しんでいきたいとは思いました。