国営みちのく杜の湖畔公園に行った件
10/8(日)に、ご縁があり昨年から参加させて頂いている芋煮会兼BBQに今年も参加してきました。
その帰りに、三連休ということで何かイベントでも見に行こうかと考えていたものの中の一つである、国営みちのく杜の湖畔公園にて行われるコキアのライトアップイベント「コキアカリ」を見て参りました。コキアはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆるホウキグサです。モコっとした丸っこい草で、実は加工すると「とんぶり」になる植物です。
秋保での芋煮(大変楽しかったです。関係者の皆様方、ありがとうございました)が終わったあと、頼りないナビアプリで山の中を通り川崎町まで向かいました。
早めに着いてしまったのでおよそ十数年ぶりに園内を歩くことにしました。全く狙っていなかったのですが、当日は入園無料の日でした。
やはり国営パワーは偉大です、幼いころに訪れたまま変わらず様々な花が咲き誇っていました。
池には睡蓮が咲いていました。
大きな鯉も。
これなら確かに子供を連れて来たくもなるだろうなぁと大人目線で見ると思います。
時間を潰したところで、17:30からコキアカリはスタートします。段々畑には既に人だかりができていました。完全に出遅れました。鯉を眺めてジュースなんか飲んでいる場合ではなかったのです。ライトアップ前の様子ですが、建物の前のもやーっとした色は全て人です。
すぐにカウントダウンが始まり、ライトアップが始まります。が、その頃は全く場所が空かず、途方に暮れていました。有名人が町に来たのに背伸びしても見られない子供のような気持ち。これを味わったのは何年ぶりでしょうか。
でもね、いいんです。どうせまだ明るいから……。
ちなみに、段々畑の下の方は空いていますが、おすすめしません。なぜならば、コキアを上から照らすために逆光になる上に、上ばかり照らされて下から見ても何がどう照らされているのかわからないからです。ぜひ、人が多くても多目的施設がある上の方に居ましょう。
少し時間が経つと暗くなり、人も減りまして多少環境が改善されます。三脚を車に置いてきたのは完全に失策です。ここからはピンぼけや手ブレが散見されます。ご容赦を。
で、これも人なんですよ、ほとんど。お世辞にもアクセスが良いとは言い難い公園の夕方からのイベントにこんなに人が来るのか……。
川崎町ですから、宮城県内のみならず山形からの来客も多いようですね。むしろ、下手に宮城県内から来るより山形から来たほうが近いんじゃないでしょうか。
なかなか綺麗ではあるのですが、場所を取りづらいので移動する気が起きず似たようなものばかり撮れました。そもそも、段々畑ひとつで展開するイベントなので場所を変えたところで大差ないとも思いますが。
怒られるかもしれませんが、ドローンなんか飛ばせば面白いかもしれません。
もしかすると、気付かないほうが幸せだったかもしれない感想なのですが、このライトアップの手法、とても良く似たものを何度か目にしたことがあります。
代表的なものだと、昨年とても寒い中電車に乗りながら向かった松島・瑞巌寺の紅葉ライトアップイベントです。色を変えられる照明で植物を明るくし、時折色を変える。これ去年見たやつだ、とちょっと思いました。また、松島のはライトアップされる場所がひとつではなく、細かく何箇所もあるので視点を変えて楽しめるので一点豪華主義のコキアライトアップとは違った楽しみ方になります。
どちらがいいかはお好みの問題ですが、なんとなく雰囲気は伝えられたでしょうか。
ちなみに、帰りの渋滞が思いの外ひどく、公園駐車場から出るまでに三十分くらいかかりました。横着して公園に近く出口に遠い場所に停めてしまったからだとは思うのですが。山形道から帰ったのでそこまで混雑はしませんでしたが、下道で仙台市内方面へお帰りの方は車の流れがスムーズになるまでは覚悟しておいたほうが良いと思います。やっとの思いでたどり着いた駐車場出口から、さらに先が見えないほど車が詰まっていてゲンナリして高速道路の誘惑にあっけなく負けました。できれば、ケチらず高速で帰りましょう。必要経費です。
最低限ブログのネタはひとつは確保できたので、まあまあ連休らしいことはできたかな、と思いました。お疲れ様でした。